しあわせ発見
ビリーフメソッド
今野七緒です
ここだけの話と思って話をあわせすぎて
後から困った事になってしまったことはありませんか?
職場や地域の知り合い、友達など、少し親しくなると、人間関係の悩みを話されることがあるかもしれません。
「実はUさんにこういうことをされて、傷ついたんだよね・・・」
そこで、場の空気を読んで、
「そうだよね・・・」
「実は・・私もUさんのことをこう思ってたんだ・・・」
相手に合わせよう。相手に少し気持ちを開いて、距離を縮められたら・・
幼い頃から周囲の顔色をうかがってきた方なら、つい合わせてしまうこともあるかもしれません。
よかれと思って、ここだけの話だと信じて、言ったつもりだったのに・・
後日、自分が
「それを言い出した人」になって、
Uさん本人の耳に届いていたり、
噂話の主人公として、周囲の反応が冷たくなってしまったという経験はありませんか?
合わせグセの悪循環から抜け出す必要があります
実際にこのような経験をすると、深く傷ついてしまいます。
噂話の主人公になってしまって、周囲の反応によっては更に傷つくこともあるかもしれません。
すると、人間関係が苦痛になってしまいます。
ですから、
合わせグセの悪循環から抜け出す必要があります
なぜなら無意識に潜在意識を傷つけているからです
1対1の会話では、空気を読んで、「そうだよね」と同意しても表面上は問題ありません。
でも、本音を押し殺して、相手に合わせているので、潜在意識は傷ついています。
(私は、Uさんに対してそういう気持ちではないけれど・・・)
(私は、(心で思っていても)本当はそういう話題はなるべく避けたいのだけれど・・・)
理由は違っても、自分の気持ちに反して、相手に合わせてしまうことを繰り返していくと、
自覚なく
潜在意識を傷つけ、自信がなくなってしまうのです。
さらに、複数の人の間で会話する場合、どうでしょうか?
居心地の悪さを感じたことはありませんか?
(いったい誰の意見に合わせたらいいのかわからなくて困ったなあ・・・)
先日話を合わせた人がその会話の中にいたら、
(今日話しを合わせようとした人の前で、「え?この間こう言ってたよね」と言われるかもしれない・・)と迷います。
すると、「自分は、
相手や周りの意見、環境に振り回される人間だ」
という暗示が潜在意識に刻まれます。
子供の頃から、
周囲の顔色をうかがうクセ
が身についていると、
全く無自覚に暗示が潜在意識に刻まれていることもあるかもしれません。
そうすると、ますます、自分の潜在意識を傷つけることになります。
絶えず周囲に気をつかうことで、
さらに同意グセが強まってしまうという、
悪循環にはまってしまうのです。
悪循環から抜け出すには△△せず
〇〇〇〇しましょう
「実はUさんにこういうことをされて、傷ついたんだよね・・・」
「そうなんだー、そういうところあるよね・・」
ここが、悪循環の始まりです。
「同意せず」、「伝え返し」てみましょう。
「傷ついたんですね・」
「そうなの・・・Uさんが△△△、□□□、
〇〇でね・・・」
「〇〇なのですね・・」
そこで、話が続くようなら、同意せず、伝え返してお話を聞きましょう。
さらに、「どのあたりに、傷ついたのですか?
(言葉、行動、態度、目線など)」
など、質問をしていくと
お話が続いていきます。
まずは、
自分の意見や価値観は
いったん置いておいて、
相手の意見をそのまま伝え返すと、
潜在意識が傷つかずに、相手との関係も良好になれます。
まとめ
日常的に、すぐ周囲にあわせてしまうと、
自分の気持ちを否定することになって、
自信が無くなって、同意グセがついて、
そのクセが、さらに自分を傷つける悪循環にはまっているかもしれません。
この悪循環から、抜け出すためには、
「同意せず」「伝え返す」
ことを習慣づけてみましょう。
そうすると、
潜在意識を傷つけず、
相手との関係を良好に保ちやすくなります。
「伝え返す」ことで、
会話にゆとりがもたらされる効果もあります。