しあわせ発見
ビリーフメソッド
今野七緒です
悩みごとがあって
カウンセリングを受けたいのですが
「カウンセリング」ってどんなことをするのでしょうか?
悩みごとを、周囲の人に相談してみたら、「そんなの、みんなあるから気にすること無いよ」と、
それ以上相談できない雰囲気になったとき、
カウンセリングを受けてみようと思ったりするかもしれません。
「でも・・・」利用したことがないと、
悩み+不安な気持ちになってしまうかもしれません。
カウンセリングは下記のように説明されています
「カウンセリング」の元々の意味は「相談」「助言」のことですが、
厚生労働省
こころの診療においては、医師やカウンセラーが心の悩みを聞き、
こころの専門家としての視点から指導や援助を行う治療を意味しています。
指導や援助といっても、医師やカウンセラーは具体的な指示をすることもあれば、
ただ話をまとめるだけのこともあり、また治療にかかる時間についても様々です。
悩んでいたり、つらい気持ちのときには、自分の気持ちがよくわからなったり、
どうしたらよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。
自分のことを話し、それをしっかり聞いてもらうことで、
問題点が整理できたり、解決への糸口が見つかったりします。
カウンセリングは、どうしたらよいのかのアドバイスを受けたり、
答えを出してもらったりするためものではありません。
自分自身の力で立直っていくきっかけをつくったり、
気持ちや考え方を整理していくサポートを行ったりするのがカウンセリングなのです。
カウンセリングを受けるメリット、
・話をしっかり聞いてもらえる
・自分の考え方のくせや意外な長所に気づくことができる
・今抱えている問題を整理できる
・考え方を今の状況に適したものに切り換えられる
・人とうまくつきあうための自分なりの方法を見つけられる
・人として成長できる
カウンセリングには数種類のスタイルがあります
上記の説明がなんとなくふわっとした感じと思ってしまうかもしれません。
それは、下記の数種類のスタイルを説明しているからかもしれません。
・お話を聞く。寄り添う。
気持ちを話すだけで、軽くなる場合もあるかもしれません。
苦しさの原因を解消してはいませんので、
楽にならなかったり、
同じ苦しみを繰り返すこともあるかもしれません。
・お話を聞いてあてはまる症状によって薬を処方する。
精神科や心療内科での対応で、お医者様の指示に従うのが望ましいです。
お薬によっては副作用があったり、急に服薬を止めると精神、身体に影響が現れるかもしれません。
・お話を聞いて原因となるものを探し心理療法などを通して解消をサポートする。
お話を聞く、問いかけを通して、お悩みの原因を探し、合う心理療法を用いて、解消できるようにお手伝いしていきます。
カウンセラーによってはメンタルをトレーニングしていくので、
同じことで苦しまないようになれたり、カウンセリングの場面以外でも
自分で癒やすことができるようになれるかもしれません。
(いずれのスタイルでも個人差があり、すべてあてはまるものではございません)
カウンセリングを受けようと思ったときに、
どのスタイルを必要としているかで、選ぶものが変わることを、
知っておくことが大切かもしれません。
また、申込みの前にどのスタイルを提供しているか
確認することが、期待していたものと違ったという
後悔をしないために大切かもしれません。
カウンセリングを受けると
答えを出してくれたり
どうしたらよいかの
アドバイスをしてもらえる?
もうひとつ気になるところは、
「どうしたらよいのかのアドバイスを受けたり、答えを出してもらったりするためものではありません。」
という部分かもしれません。
一般的に、ネガティブなことを思い出したり、
考えたり、向き合うことは避けたいと思う
のではないでしょうか。
ところが、悩みごとは、その向き合いたくないものが、原因となって生み出されていることもあります。
一人では気づかなかったり、向き合うことを避けたり、間違った向き合い方をするかもしれません。
悩みごとや心と向き合うことを、お話を聞く、問いかけ、心理療法などを通して、サポートするカウンセラーと、共に解決へ向かいながら、
考えに集中して整理したり、自分の気持ちや、
新しいことに気がついたりして、
悩みごとを解決したり、
新しい目標に向かって進めるよう作り上げるのが、
カウンセリングなのかもしれません。
まとめ
いかがでしょう?
1.カウンセリングは、ご自身が望むスタイルを選んで利用する、
2.カウンセラーは悩みごとや、ご自身に向き合う為のお手伝いをするサポーターで、
解決に適した方向性、
原因の解消に適した療法などをご提案する役割
と知っておくことがカウンセリングを受ける際に大切といえるかもしれません。